木創オリジナル壁紙(織物壁紙)標準施工方法

織物壁紙は天然の綿や麻又はレーヨンを主素材としておりますので季節・気温・湿度に非常に敏感な壁紙です。その為、部屋の調湿効果や吸放湿性に優れ住環境に合った壁紙です。

施工につきましてはビニールクロスとは異なりますが、下記要領を参考に施工して頂けば施工しにくい商品ではありません。施工される方には当然と思われる内容かもしれませんが、下記要領を確認し施工して頂きますようよろしくお願い申し上げます。

施工に当たっては施工専用でんぷんのり『ノンホール』を使用し、壁紙の品質特性に会った濃度・塗布量として下さい。

あと、充分な下地調整と施工技法が仕上がりを左右しますので「標準施工方法」に基づいた施工を行って下さい。

【下地調整】

  • 施工の基本は下地調整にあります。織物壁紙は水分を通しやすいので十分な下地処理を行って下さい。
    • 湿式工法のコンクリート面・モルタル面は下地のアクを壁紙に吸い上げ変色やカビの原因になります。必ずシーラ処理を行って下さい。
    • 下地が合板の場合も必ずシーラ処理を行って下さい。
    • 部分的に下地が合板になっている場所も必ずシーラ処理を行って下さい。
  • パテ処理の際は、ネジ・釘類は必ずサビ止めを行って下さい。
  • 厚みの薄い商品については、入念に下地調整を行ってから貼って下さい。

【糊の配合と塗布量】

  • 糊は濃い目にといてお使い下さい。目安は「施工糊10:水7」の割合です。
  • 塗布量は壁紙の厚さに合わせて調整して下さい。
  • 糊を付け過ぎるとジョイント部分でローラーを使用した際表面に糊が出ます。

出た糊はきれいなタオルで拭き取って下さい。汚れたタオルで拭き取るはクロス部分に汚れが付着する恐れがありますので注意して下さい。

  • 表面に糊を出さないように注意して下さい。

【糊付け・オープンタイム】

  • 織物壁紙は浸透性があり、糊の乾燥も速いのでアイハギが発生する可能性があります。
    • 糊の付け置きは絶対にしないで下さい。

オープンタイムは10分を目安に施工して下さい。とりすぎると裏紙の剥離がおきます。

【貼り付け(施工)】

◆ 貼り付けは、「突き付け貼り」でも「重ね切り」でもできます。

◆ 石膏ボード下地で重ね切りを行う場合は、下敷きテープを使用し石膏ボードの表面までカットしないように注意して下さい。ボードの下地をカットした場合目隙(目開き)の原因になります。(織物・ビニール問わず壁紙のクレームでこれが非常に多いので注意して下さい)

◆ 重ね切りをした場合強引にローラーをかけても不陸が取れません。厚みのある商品ほど顕著です。強引にローラーをかけず上部側の壁紙をずらしながらローラーをかけると上手く仕上がります。

◆ 張替工事に際しては、ジョイント部分には必ずジョイント補強テープを使用して下さい。

◆ 表面を強くこすると織物がほつれたり光沢が変わりジョイント部分が目立ちやすくなります。なで付けローラーかけは丁寧に行って下さい。

◆ 織物壁紙が汚れると拭き取っても汚れは落ち難いので壁紙の表面に水や糊を付けないように十分注意して下さい。脚立の脚が壁に当たらない様に注意して下さい。

【注意】

  • 廻り縁の無い壁紙を貼る場合は、壁面用壁紙のカットする部分に必ずクロスカットテープを貼り天井の上張りに糊を付けないように注意して下さい。(汚れ注意!)
  • 出すみ・入りすみは必ずシーラ処理を行いまわし貼りをして下さい。
  • コークボンドはジョイント目隙に使用しないで下さい。
  • 手すりの下地合板には、必ずシーラ処理を行って下さい。

【品質】

  • 織物壁紙は天然の綿や麻又はレーヨンを主素材としておりますのでジョイント部分での左右の違いが発生する場合があります。あらかじめご了承下さい。
  • 天然素材を使用しておりますので、ロットが変わる場合見本色と多少色が変わる場合があります。
  • 難燃処理をしていませんので、内装制限を受ける場所(防火制限など)のある場所には貼れません。

【施工時・施工後の注意】

  • 壁紙を貼り終えた後の急激な乾燥は目隙(目開き)の原因にとなりますので避けて下さい。
  • 夏場の施工時には窓を開放せず施工後も窓を閉めて急激な乾燥を避けて下さい。