木創では、できるだけ国産の自然素材を使った建築の材料を取り扱っております。
現在、環境問題が私たちの身近なところで大きくクローズアップされてまいりました。かつては特定の企業や行政の問題であるとしか考えなかったことが、私たちの身の回りの生活とも直接結びついてきました。建築の分野でも例外ではなくなりました。建築ではハウスシックから始まり、ホルムアルデヒド、VOC等の問題、塩化ビニールを燃やすと発生するダイオキシンの問題、可塑剤などに含まれている環境ホルモンの問題、廃棄するときの産業廃棄物の問題、最近では二酸化炭素の過放出による地球温暖化など、たいへん厳しい状況になってきております。建材に関しましては訴訟問題が発生するまでになっております。
木創では私たちの次の世代により良き自然環境を残すために、また自然環境に悪い影響を与えない建築を残していきたいと考えております。そのため木創では、できるだけ国産の自然素材を使った建築の材料を取り扱っております。一般的に自然素材には化学物質も含まれておらず、人の健康にも害を与えにくく、廃棄後も自然環境に負荷を与えにくいものであります。国産の自然素材である材木を使用することにより、国内の林業の推進に貢献し、山を守ることにもつながります。また加工においては、できるだけ地域の地場産業と関わり協力していく努力をしております。
木創のものを使っていただくことにより、お客様に喜んでいただけるだけでなく、自然環境が守れ、産地の地場産業に貢献でき、まわりのそれに関わる人々にも貢献できることをご理解いただきたいのです。